ブランドの独自性を魅せる

Milano Design Week 2016 (Vitra ‘Colour Machine’installation)

色に触れ、色を遊ぶ

毎年4月に開催されるミラノデザインウィークでは、出展者が「製品」以外をアピールしているケースが少なくない。例えば、スイスの家具メーカーvitraは、‘Colour Machine’という色をテーマにしたインスタレーションを行い、カラーのみに焦点を絞り魅せていた。色とりどりの製品やパーツが風車や巨大な駒へと変身していて自由に動かせる。豊富なカラーラインナップをただ並べるのではなく、遊びを加えることで、vitraの独自性を際立たせている。

カラーディレクションを担当するヘラ・ヨンゲリウスに よるカラー選出の作業過程も展示。