プロのシャワートイレ掃除を見せてもらおう!

あなたのトイレ掃除、自信ありますか?

「掃除は上から」とよく言うが、まずは一番汚れが気になるところから始める。汚れの程度によって重点箇所を臨機応変に変えることで、掃除後の満足度にも繋がるそうだ。 今回は一番汚れていた本体の裏側・ノズル周りからお掃除に着手した。

陶器から本体を取り外すのには、側面のトリガーを引きながら全体を手前にスライドさせるだけなのだが、少し力が必要になっている。本体には外し方の説明が記載されていないため少し不安になるが、おそるおそるやっていると外れない。

裏側部分は日常的には掃除できないのが現状だ。男性が立ってオシッコするかどうかでここの汚れ方は大きく変わる。ネジ穴など小さい凹凸が多く、細かい作業だ。 裏面全体の汚れをスポンジで落とし、ブラシ、マイクロ

ファイバークロスを使ってノズル部分などの細部へと作業を進めていく。こちらは旧モデルなためノズル部分にシャッターが無く、奥まで汚れが入り込んでいる。ただ、伊藤氏の感覚ではシャッター有無で汚れにそこまで違いはなく、逆に外れやすい小さな可動パーツがあると破損してしまいそうで気を使うとのこと。 本体裏側は「汚れにくいデザイン、汚れを見せないデザイン、掃除しやすいデザイン」がせめぎあっている。