連載.GLOBAL EYES ON DESIGN from Europe
セグウェイツアーに見るパーソナルモビリティの実情
屋内へ入るシーンをどう考えるか
盗難防止機能もあるので自転車のように店の前に駐車して買い物ができる。占有面積が小さい分、セグウェイの方がストレスなく人と道をシェアでき、町の散策における自由度は高い。
店内への持ち運びを考えるなら、よほどコンパクトなものでなければ、お店へ入る上での心理的バリアとなりそうだ。他社品を見比べると、おそらく走行性能と携行のしやすさは背反している。具体的な用途をイメージして機能を割り振る必要がある。

率直な感想として、とても楽しい! 見晴らしも良く、思い通りに動けるので、スイスイと観光地を見て回れて気持ちがいい。通りたい場所を通れる自由さが良いのだと思う。こういった感性価値もパーソナルモビリティの大切な部分であり、楽しい経験と共にユーザーの心に残る。