連載.クルマと人のかかわり方

株式会社ディー・エヌ・エーのモータリゼーションへの取り組み

日本における初の自動運転バス
「ロボットシャトル」


ロボットシャトルとはDeNAとフランスのEasyMile社が提携して運営する『私道、私有地における完全自動運転のシャトルバス』のことである。今回、ロボットシャトルをメインにDeNAのモータリゼーションへの取り組み等、プロジェクトの内容について株式会社ディー・エヌ・エー広報部の黒田氏にお話を伺った。 1964年の東京オリンピックを契機に起こっ たモータリゼーションは日本の社会を大きく 進歩させた。そして2度目のオリンピックを控えた今、自動車産業は新たな革命をもたらすと考え、新しい事業の柱を模索する中、自動車×インターネットで新サービスを創出する取り組みをスタートさせた。また、巨大産業との共創がDeNAにとって経済的な効果を見込めるということもこの動きの背景の一つだと黒田氏は語る。
ロボットシャトルのねらいとしているのは他

の交通機関とをつなぐラスト1マイルの移動を便利にすること。そして現在ロボットシャトルは無人の自動運転車両として私有地に限ってではあるが実際に走行していて一般の私たちも体験することができるのだ。 驚くのはDeNAの多種多様なプロジェクトへの取り組みのスピード感。他に今後の展開が楽しみなモータリゼーションへの取り組みの例を挙げたい。

DeNA|株式会社ディー・エヌ・エー広報部 黒田氏