魅せる空間で感性にふれる

生きているミュージアム ニフレル


生きているミュージアム


ニフレルが水族館ではなく、「生きているミュージアム」である理由、それは生き物の魅せ方だろう。 水族館の多くは大きな水槽を使い、自然をリアルかつダイナミックに再現する、環境再現型の展示を行っている。それに対しニフレルでは小さな水槽を使い、個々の生きものの魅力にフォーカスをあてた展示だ。


きれいな水の美しい水槽に主役である生きものを浮き立たせ、水槽の中がデザインされている。それはまるで絵画やアート作品を見るような感覚を覚える。 美術館では、作品の色や魅力を忠実に、美しく魅せる展示をしている。「魅力」を「魅力あるもの」として伝えられること。それがすごく大事だと感じたのだという。