魅せる空間で感性にふれる

生きているミュージアム ニフレル

感性にふれる


ニフレルという施設名の語源は「感性にふれる」というコンセプトからきている。 小さな虫や流れる雲、真っ赤な夕日…子供の頃は感じていたはずの自然とのつながりは、大人になるにつれて薄れていく。 子供の頃にもっていた、個々の生き物や自然に惹かれる、そういった感性を刺激し、つないでいく。 ニフレルはそういう場所を目指しているのだと小畑氏は語った。




小畑氏はインタビューの中、何度も「共感」というキーワードを口にしていた。魅せる空間を作って完結するのではなく、その空間にふれ、その魅力に共感することができる。そこまでの仕掛けをすることで、人の記憶に強く残るものとなるのだ。