白衣メーカーが思い描いたスマートな聴診器

「プロ意識を持った人への敬意」という付加価値

200年の間、変わらなかった。

1816年、フランスの医師により発明された聴診器は、身体の音を聞くという基本性能の向上に特化し、材質こそ変化はしたが、大きな変更がなく進歩してきた。しかし、扱う医療従事者にとっては、ポケットに入らない、耳への押えが強すぎて痛くなる等の基本性能と背反する課題は、軽視されてきた。

2016年7月に発売された、「U scope」 は、意匠性、利便性、快適性を追究した新しい聴診器である。開発したのは、白衣メーカーのクラシコだ。