連載.クルマと人のかかわり方

クルマを衣服のように乗り換える「NOREL」

NORELは実質クルマのストック0
豊富なクルマラインナップのしくみ


株式会社IDOMは右図のように、NOREL以外にもクルマの買い取り、小売りサービス等も行っている。
NORELは他のサービスと連携した流通のしくみを基盤に、無駄なく豊富なラインナップを実現している。

「NORELがあったからできた!」
を増やしたい


NORELという新しいサービスがあったから「乗りたかったクルマに乗れた」だけでなく、「家族に新しい会話が生まれた」、「体験できなかったことができた」ということをどんどん増やしていきたいそうだ。

これからもNORELではシェアリングエコノミーをベースにしながら現在の最短利用日数90日という制限をなくしたり、スポット利用を許容したりすることなどを通して、「クルマのサービスと言えばNOREL!」という風に移動のプラットフォームを提供していきたいと言う。誰がどの様な時にどんなクルマを選ぶのか、分析を重ねることで、よりユーザーにとって使い易いサービスへと変化していくはずだ。これからも進化を続けるNORELに注目していきたい。

ユーザーの価値観が大きく変化している今、通信の発達を背景にサービスの進化はユーザーの課題を的確に解決してくれる。ものづくりにおいてもその変化に対応するスピード感や従来の価値観・しくみを柔軟に、大胆に変える時がきていると強く感じた。