日本の玄関口で世界最高のおもてなしを

世界中のお客様をもてなす取り組み 東京国際空港ターミナルに聞く

最先端情報技術を取り入れた
スムーズな誘導


TIAT、日本空港ビルデング、NTT、パナソニックの4社が共同で行っている公開実証実験。 その取り組みの一つである「プロジェクションサイン」は、カメラによる群集解析技術で混雑状況を把握し、リアルタイムで状況に応じた案内情報を表示、人流誘導を行うことで混雑を解消させるというものだ。 この案内サインは、出発ロビーに到着した利用客の目にすぐ留まるよう、フロア入口から直線上の位置に設置している。また、ユニバーサルデザインに配慮した配色を使用している為、どこからも見やすく感じた。 最先端の情報技術だけでなく、今まで積み重ねてきたノウハウや知識を融合することでこそ、より高度なおもてなしを追求できるのだ。 今後は混雑状況を「把握」するのではなく、「予測」し未来の情報を提示することで、更にスムーズな誘導を目指すと山下氏は語る。