日本の玄関口で世界最高のおもてなしを

世界中のお客様をもてなす取り組み 東京国際空港ターミナルに聞く

スタッフの思いを一つに

「接客、非接客の職種に関わらず、空港で働くスタッフ全員が東京の代表として、世界に誇るおもてなしの心でお客様に接することができるよう、従業員の意識を高めていきたい。」そう語る平田氏が推進しているのが、インナーブランディングプロジェクト「WE ARE TOKYO」だ。羽田空港で働く様々な会社、職種のユニフォーム姿を撮影し、従業員通路への壁面装飾やトレーディングカードを作成。また、カードを使用した従業員交流会を実施するなど、同じ職場で働く仲間の役割の理解促進や、空港全体の一体感を醸成した。 人を感動させるおもてなしを生み出す、という意識を1人1人が持つためには、グループ一体となり同じ目標を見据えること、それを見える形に表すことが重要だ。

お客様が本当に求めている最終目的地までの案内をすることこそ、サインデザインのあるべき姿なのだと感じた。 優れたおもてなしを実現するには、ユーザーの気持ちを察し、やりたいという気持ちをスムーズに後押しできるような仕組みが必要である。