文化をつなぎ、心に残す企業イメージ

食文化の魅力を伝え、未来につなげる体験型博物館、MIZKAN MUSEUMに聞く

五感に訴え、記憶に残す展示

MIZKAN MUSEUM(愛称MIM)は、地域の観光の要地として、地元のみならず多くの人に愛され、2018年のリニューアルを期に、更に来場者を増やしている。企業の魅力をどのように伝え、お客様から好評を得ているのだろうか?MIM館長の榊原氏にお話を伺った。 MIMの狙いは3つ。①ミツカングループをよく理解してもらい、ファンを作ること。②地域の観光に寄与し、地域全体の繁栄に貢献すること。③子どもたちに文化をつなぐこと。 こうした狙いのもと、MIMでは体験型の展示を取り入れている。いろいろなお酢の香りをかぐことができる「香りのひきだし」など五感に訴える体験によって展示を印象付け、記憶に残すことを目指している。 食の魅力を楽しく学ぶことのできる、「なりきりすし屋さん」をはじめとする体験スペースでは、スタッフが説明を添える手間をかけ、お客様とのコミュニケーションの接点を作っている。