希少な素材と格別な存在が出会ったら

PIGMENT by 寺田倉庫

近年めまぐるしい再開発を遂げた天王洲アイル。再開発の先導をしている一社が、寺田倉庫だ。東京にある小さなアムステルダムの様なこの島では、仕事の息抜きに新鮮な空気に触れながら海沿いを歩くことができる。伝統ある倉庫が、レストラン、ブルワリーやベーカリーに生まれ変わっていたり、ストリート・アーティストが描いた壁画を楽しむことができたりと、心地よい時間を過ごすことのできる街だ。


天王洲アイル

そのほぼ中央に位置するPIGMENTは、2015年夏にオープンした画材専門のラボで、希少かつ良質な画材、豊富な専門知識やインスピレーションなどを求め、この格別な空間に足を運ぶ人が後を絶たない。デザインを手がけたのは、2020年東京オリンピックの新国立競技場を設計した隈研吾氏。 寺田倉庫の中野善壽CEOと隈研吾氏が目指したのは、日本画の豊富な表現技法を広め、後世に継承すること。


竹で構成されるPIGMENTの入口

また寺田倉庫の本社ビル内に最近オープンした「建築倉庫ミュージアム」は、「国内で唯一建築模型に特化した空間で、影響力のある建築家たちの作品モデルの保存と展示がコンセプト」である(徳永雄太館長)。







流山市立おおたかの森小・中学校の建築モデル