デザインにエビデンスを

快適を科学するテクノロジー


科学的根拠に基づくものづくり

プロダクト解析センターは、2012年にパナソニック、パナソニック電工、三洋電機の解析・評価技術メンバーを集結した専門組織で、パナソニックグループにとどまらず、国内外の幅広い分野へサービスを提供されている。同センターの特徴は、お客様のプロダクトに対して、解析・科学技術により、価値を付加し、よりよいプロダクトを創出することで社会に貢献する点にある。

その中でも、人間工学・感性工学など人間研究の技術・知見を活かし、利用者の五感や気持ちを可視化して真意を汲み取ることにより、新しい製品開発をサポートするチームがユーザビリティソリューション部である。 今回、パナソニックのユーザビリティを牽引するパナソニック株式会社、プロダクト解析センターの小川氏にお話を伺った。   


ラムダッシュを生んだ
ユーザビリティの解析

電気シェーバー「ラムダッシュ」は、「握り心地」という、あいまいな人間の感性を解析し、デザイン部門とのコラボレーションにより、リリースしたヒット商品だ。


握り心地を科学的に解析

把持圧センサーなどを用いて、手のどの部分にどんな圧力がかかった時に握り心地がよくなるのか解析し、そうした結果からデザイン