2020年に向けて進化するおもてなし

「おもてなし」を研究しているEY総合研究所 金城氏に聞く

「おもてなし」のスケール感

「おもてなし」というとお客様の感動を狙った利便性向上や演出的なことにとらわれがちだが、この右のおもてなし2.0指標を見ると項目がそれ以外にも多岐にわたっていることがわかる。(もちろん顧客の期待を超える感動のおもてなしが必要であるが、それだけではない。)この指標はサービス面からの言葉で構成されてはいるが、製品開発に活かすことのできるキーワードも含まれている。改めてもっと視野を広げて考えることの重要性を考えさせられる。 特に、右図の中でも「2.顧客との長期的関係づくり」や、「世界に開かれた」といった部分は新製品開発に活かされるキーワードと感じる。

自らの業務に当てはめてみた時に果たしてどこまでできているのか?これらの指標で改めて問い直すことによって新たな視点での新価値へと結び付けることも可能となりそうだ。